![]()
αケンタウリ 波照間島での南中高度5°6′,21時南中日6月28日
上半身人間,下半身馬のケンタウルス。その前足の肥爪に当る2つの1等星がケンタウルス座のα星とβ星です。
このケンタウルス座のα星はβ星とセットで,八重山地方では季節を知る上で生活と深く結び付いて来た星で,各地で「南の星」と言う意味の方言で呼ばれ,「ムルブシ(昴)」と並んで極めて重要な星です。7月の始め「カーチーベー」を治めたり,旱魃や台風の時期を知らせたりします。
この星を回るプロキシマ・ケンタウリは,4.28光年先にあり我々太陽系に最も近い恒星と言う事で,天文学的にも重要な星です。2・30億年すると膨れ上がった太陽に我々地球は飲み込まれると言われていますが,その際にこのαケンタウリに行けはしないかと研究を始めた学者もいます。しかしだだっ広い宇宙で1番近いこの星迄の距離は,光の速さで4.3年,ロケットで向かうと数万年かかってしまいます。
八重山ならではの星々に戻る,今日のSouthern Starsに戻る
![]()